心と体

攻めのカウンセラー!

カウンセリングルームで椅子にふんぞり返って、『カウンセラーでござい。』これじゃあ、資格をとってもそういう仕事はできない。

そういうことで、攻めのカウンセラーやってます。

社員の中に、心の病を抱えていそうな人があれば、こちらから声をかける、場合によっては自宅を訪問する。

『先生』なんて呼ばれたら、最後です。

今日は、そんな訳で、とある社員の家庭訪問。

よくよく話を聴いてみると、結構いろいろあるものです。

本当に泥臭い世界ですが、本音で話すと、相手も本音で話してくれます。

そうすると、どういう訳か、うまい解決方法が出てくる。

不思議なものです。

心の病は、今すぐにどうこうというものではないのですが、実際に会って、本音で話してみる、そして相手の反応をじかに見ると、『行ける!』という確信に変わります。

やっぱり、人の心は、アナログの世界なのです。

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脳ドック

今日、会社の健康診断で、脳ドックに行ってきました。

特に、何か異常があるかと言うとそういう訳ではないですが、今年から、脳ドックの費用も保険がきくようになったので、せっかくだから一度やってみようということで、受けてみました。

行った人の話によると、『痛くはないけど、工事現場にいるみたいでうるさいよ。』とのことでしたが、行ってみると、言うほどうるさい感じはしませんでした。(確かに音はしましたが。)

むしろ、『自分の頭の中って、どうなってるんだろう?』ということで、興味津津です。

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心の健康#4 ストレスって何?

 ストレスには、ストレッサー(ストレスの原因)とストレス反応(ストレスの結果)があります。一般には、これらを総称してストレスと言っています。

 ストレスは、よく風船に例えられます。膨らんだ風船を指で押すと風船はへこみ、そこにひずみができます。このひずみがストレスで、その原因を作っている指の圧力がストレッサーということになります。

 そして、さらに強く押してゆくと、風船はもうそれ以上絶えられなくなり、ついには破裂してしまいます。これがストレス反応です。

 これを実際の例で表現すると、雑用ばかり多い職場(ストレッサー)で、休みも取れずストレスがたまって行き、胃が痛くなってしまう(ストレス反応)、という関係性になります。

Dive08110501 米国立労働安全衛生研究所:NIOSH(ナイオッシュ:National Institute for Occupational Safety and Health)の職業性ストレスモデルというものがあります。

 職業性ストレスモデルでは、仕事にまつわるストレスを次のように説明しています。

 職場には、職場環境とか、役割とか人間関係というような様々なストレスの原因(ストレッサー)が存在し、そのストレッサーによって、心理的反応、生理的反応、行動という様々な(急性)ストレス反応が出て、最終的に疾病(病気)につながる。

 その際に、個人的な要因、仕事以外の要因によるストレスも影響し、上司や同僚、家庭が支援することでストレスが軽減されるとされています。

 この職業性ストレスモデルは、現在自分が置かれている状況を図式的に整理し、どういうところに原因があり、その結果どうなっているのかを体系的に理解するのに役立ちます。

 そして、体系的に理解がされることで、対策の立案と実施に向けた検討がより具体的にできるようになります。

 私は、仕事上、カウンセリングをしていますが、相談に来た方に対し、この職業性ストレスモデルで説明するようにしています。これによって、相談に来た方自身が、より体系的に理解ができるし、今後の対策についても検討しやすくなります。

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心の健康#3 私のメンタルヘルスとの関わり

Dive08040502 今年の夏から、メンタルヘルスマネジメントに関する勉強をしましたが、実はさかのぼること約10年、その当時私は教員をしていて、その時から関心があり医学書を買いあさっていました。

 バブルがはじけ空白の10年といわれる時代に突入したこと、少子高齢化が進行し受験戦争の真っ只中であったことなどから、『これからはメンタルヘルスが重要になる』と思い、勉強を始めたという訳です。

 当時は、心の病気そのものについて、どういうものがあるか、どういう治療をするのかなどを勉強していました。

Adn_animation 例えば、躁鬱(そううつ)と一言で言っても、正常なのか、病気なのか、難しいことを感じながらの勉強でした。普通に暮らしていても、何らかのストレスがあれば気分が沈むなんていうことはあるものです。

 そんな、どういう場合が病気で、どういう場合がそうでないかは、やはり症例を見るしかない。そこで、いろいろと買いあさって、いろいろな症例研究をしました。

 少々マニアックな、趣味かもしれません。

 ただ、自分は医者ではない以上、診断までする必要が無いので、あくまでも『病気の可能性を最大限に発見する』ということがテーマでした。

 と、こんなことを続けてきたところで、『メンタルヘルスマネジメント検定試験』や『産業カウンセラー』というキーワードが浮上してきました。

 時期を同じくして、『マネジメント』の世界に入っていったので、二つの線が一つにつながった感じがしています。『マネジメント』と『メンタルヘルス』がDNAの二重らせん構造のように結合し、スパイラルアップしてゆく、そんなイメージです。

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心の健康#2 現代のストレスの状況2

Dive08071303 心の健康#1のところで、ストレスを感じている人の割合が約6割ということを説明しました。

 では、その原因は何かということですが、20代では仕事の質の問題、30代では仕事の質の問題、40代では職場の人間関係の問題、50代では職場の人間関係の問題がそれぞれ挙げられています。(各世代の調査結果で1位となる項目)

 世代ごとに、ストレスの原因となる事柄の順位は異なりますが、全体としてみると、ストレスの原因は、職場の人間関係が1位、仕事の量の問題が2位、仕事の質の問題が3位、会社の将来性の問題が4位となっています。

 サブプライムローン問題から端を発し、金融危機、実体経済への悪影響など、不況が続く中、各企業では生き残りに躍起になっています。

 こういう中においては、特に、職場の人間関係がギクシャクしてしまったり、仕事の量的・質的な面が変化したり、企業の将来性が危ぶまれるなど、ストレス(原因)が増える傾向にあると言えます。

 しかしながら、心の健康#1のところで説明しましたように、企業規模によっては企業としての取り組みがまだ出来ていないという現状もあります。

 これらを考えると、セルフケア(ストレスを個人レベルで管理してゆくこと)が重要になってきたといえます。自分の置かれている状況の中で、どのようなストレスがあるのかを見極め、自分なりのストレス解消法(スポーツやドライブ,映画・音楽鑑賞など)でストレスを解消することが重要です。

 しかしながら、自分が個人としてできることには限界がありますので、積極的に上司に相談する、お医者さんやカウンセラーに相談するなどをしながら解消してゆくことも必要です。

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心の健康#1 現代のストレスの状況

Photo 厚生労働省の『平成19年労働者健康状況調査』によると、労働者の受けるストレスは拡大する傾向にあり、仕事に関して強い不安やストレスを感じている労働者が6割を超える状況にあります。(データ出典:厚生労働省平成19年度労働者健康状況調査)

 また、精神障害等に係る労災補償状況をみると、請求件数、認定件数とも近年、増加傾向にある、とされています。

 これは、実に多い数字です。

 私は、企業の中の人事労務部門の管理職という立場で、社員のメンタルヘルス(心の健康)に関与しています。この立場で、上記の数字を見ると、『社員の約2/3が不安やストレスを感じている』ということになりますから、非常に大きな問題だと感じています。

 また、同調査によると、社員数100名未満の中小企業では、半数以上が心の健康対策(メンタルヘルスケア)を実施していない、ということも報告されています。

 大企業も含め、実施していない理由をまとめると、『専門スタッフがいない』(44.3%)とする事業所の割合が最も高く、次いで『取り組み方が分からない』(42.2%)、『必要性を感じない』(28.9%)、『労働者の関心がない』(27.7%)の順となっています。

 メンタルケルスケアを実施することで、社員がストレス無く(少なく)、安心して働けるということは、社員本人にとって最も重要であることはもちろんですが、企業にとっても、生産性の向上にもつながることなので、大変重要な課題と言えます。

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